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BIG3プログラムの組み方──5×5で始めて、停滞したらどう変えるか

2026-06-058 min read

何から始めればいいか分からない。そんな初心者にまず勧めているのが5×5です。シンプルで伸びやすく、続けやすい。この記事では5×5の基本的な組み方と、いつか訪れる停滞の抜け方までを解説します。

なぜ最初は5×5なのか

5レップ×5セット、通称5×5は、初心者のBIG3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)に向いた枠組みです。1回の練習量が確保でき、フォームを反復するのにもちょうどいい回数だからです。

複雑なプログラムほど続きません。最初のうちは、シンプルな枠組みを淡々と回すほうが伸びます初心者はプログラムの複雑さより継続が効きます。

5×5はBIG3の基礎づくりに向いた枠組み
5×5はBIG3の基礎づくりに向いた枠組み

週の組み方の基本形

週2〜3回、全身をまわす形が基本です。一例として、週3回でAパターンとBパターンを交互に組む方法を挙げます。

曜日主種目セット×レップ
月(A)スクワット / ベンチプレス各 5×5
水(B)スクワット / デッドリフトスクワット5×5 / デッド5×1
金(A)スクワット / ベンチプレス各 5×5

デッドリフトは疲労が大きいので、5×5ではなく1セット5レップ程度に抑えるのが一般的です。スクワットは毎回入れて、動作を体に刻みます。

重量の伸ばし方(線形プログレッション)

5×5をすべてのセットでクリアできたら、次回に少しだけ重量を足します。これを線形プログレッションと呼びます。伸びが小さいほど、結果的に長く伸び続けます。

  1. 01

    上半身は+2.5kg、下半身は+5kg

    1回に足す量は小さくします。焦って大きく増やすほど、早く頭打ちになります。

  2. 02

    5×5を全部クリアできた時だけ増やす

    1セットでも崩れたら据え置き。挙げられた重量だけを正義とするのが、この方式の肝です。

  3. 03

    記録を毎回残す

    重量・レップ・その日の調子をメモします。記録がないプログラムは改善できません

停滞したら、こう変える

線形プログレッションは、いずれ頭打ちになります。むしろ止まって当たり前で、そこからが本当のトレーニングの始まりです。

同じ重量で3回止まったら、それは失敗じゃなくて『次のプログラムに進む合図』なんです。
ヘッドコーチ 若松

止まったら、まずディロード(意図的に軽くする週)を1週入れて疲労を抜きます。それでも動かなければ、セット数や頻度を見直し、5×5を卒業して次の枠組みに進みます。

Q

毎回同じ重量が続いてつらいです。増やしていいですか?

A

5×5をすべてのセットでクリアできていないなら、据え置きが正解です。フォームが安定しないまま重量だけ追うと、停滞どころか怪我のリスクが上がります。まずは今の重量を丁寧に積みましょう。

まとめ

5×5はシンプルで強力ですが、卒業のタイミングも来ます。伸びているうちは淡々と、止まったら設計を見直す。自分のプログラムが今どの段階か迷ったら、コーチと一緒に組み直しましょう。

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Author

若松 鉄平

若松 鉄平

ヘッドコーチ/ウエイトリフティング・S&C歴12年

ウエイトリフティングで国民体育大会に出場(69kg級)。自身の競技経験をもとに、初心者のフォーム習得から選手の試合ピーキングまで一貫指導。「バーは正直だ」が口ぐせ。

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